今日はチャイルドポーズをやってみよう

正座からのおじぎ
おでこを床につけて、全身の力をぬく
呼吸が背中を通るのを感じながら腕を前にのばすと気持ちいいよ
ヨガのチャイルドポーズをやってみた感想
全身の力をぬいて、はいてー、すってー

肩の力がぬけない…そりゃ肩こるわけだ
ポーズはなんとかできる(かかとはお尻につくし、手をのばしても肩痛くないし、膝ひろげなくてもお腹苦しくない)けど、力がぬけないーー!
これ大問題なんです。チャイルドポーズは陰(いん)ヨガなので、力の抜き方が重要。陽(よう)ヨガみたいに運動量が多く意識する場所がわかりやすかったらいいんだけど(陰ヨガと陽ヨガについてはまた今度かきます)
全体を意識して力を抜いていく感じ。その感覚をつかむまで実は難しかったりします
リラックスとひとことで言っても自分なりのコツがいる。私の場合は重力をしっかり感じるために「まずはしっかり息をはく、肩がひとつ下に落ちたなと感じた所で、息をすって自然と肩が少し持ち上がり、その息が背中を通って太もものつけ根にきてお腹がふくらむのを感じる。それを何回かくり返していくうちにだんだんと肩の力が抜けて、手の先から足の先まで意識できるようになる」という感覚でやっています
ちなみに、この36歳ママの肩がガチガチなのは息子達のせいなのでは?とふと思ったり。次男(2歳)にいつ飛び掛かられても大丈夫なように備えていたり、長男(6歳)とマイクラを楽しむ時間が増えたりと、普段の生活で無意識に緊張しているのかなと
自分の身体に向き合うと気づいていなかった事を発見できる
今回チャイルドポーズをやって気づいたのは日常生活が子供中心になっているって事。それでもいいんだけど、もう少し自分を労わってあげる時間をとってあげたい。肩の力が抜けなくなるほどガチガチになっていたら疲れちゃうもんね。5分だけでも集中してチャイルドポーズをやってみよう

のび太くんも言っていました
「いっしょうけんめいのんびりしよう。」って。(ドラえもん8巻収録)
つい頑張りすぎちゃうなら、休むことにも頑張ろう。意識してリラックス
力が入っている場所をみつけて深呼吸。痛みを感じたり、呼吸が浅くなる場合はどんどんポーズを変えて、とにかくリラックスできる状態をつくってあげる
続けていくことで、ガチガチがゆるっと変化し、重力を感じられるようになるから。そうなった時のチャイルドポーズはすごく気持ちいいです。
ヨガのチャイルドポーズとは
日本語/英語の表記
チャイルドポーズ/Child’s Pose
サンスクリット語名
バーラ・アーサナ
子どものポーズ、バラサナなどと呼ばれることもあります
これは、サンスクリット語の「बालासन(Balasana)」が由来
「Bala(バーラ)」=子ども
「aasana(アーサナ)」=姿勢、体勢

子供に戻ったみたいに背中や腰を丸くするのがチャイルドポーズ
我が子もたまに似たようなポーズで寝ています。最初に見た時は寝づらくないのかな?と思っていましたが、子供は本能のまま体を動かしているので、これがしっかり休息できるポーズなのでしょう(写真は1歳の頃のです)
子供のように体に正直に身を任せて休息するのがチャイルドポーズの基本
チャイルドポーズおすすめのやり方:3パターン
パターン1.手を前にのばしたチャイルドポーズ

1.四つん這いの姿勢になる
2.息を吐きながら、ゆっくりとお尻をかかとの方にくっつけていく
3.おでこを床につける
ヨガのレッスンでよく指導するやり方。ゆっくりとお腹を折って腰を丸めることによって、全身をリラックスさせるポーズ。腕を前に伸ばしているので、肩のストレッチとしてダウンドッグの前に行うことが多いです。ポイントは肩の力をしっかりぬいて、リラックスした状態で呼吸をすること。息をすった時に背中から太もものつけ根までふくらんでいるような感覚で。息をはいた時は肩の力がぬけて重力に身を任せているのを気持ちよく感じてみてね。

お尻がかかとにくっつかなくても大丈夫。無理せずリラックスできる位置をみつけよう
パターン2. 膝をひらいたチャイルドポーズ

1.正座で座る
2.膝を開く
3.息を吐きながら、ゆっくりと前屈していく
4.顔はどちらかに向けて床につける
5.両腕を後ろに(体側にそって)伸ばす
6.手のひらは上に向けて
膝を開くことで、深く体が曲がって腰回りがリラックスできるやり方。膝の開く幅によってお腹への負担が変わります。背中や腰回りがよく痛くなっちゃう人はこのやり方の方がリラックスしやすいです。

お腹が苦しくなっちゃう人におすすめだよ
パターン3. おでこを手にのせたチャイルドポーズ

1.正座で座る
2.肘を床につけて、両手をかさねる(軽く握ってもOK)
3.息を吐きながら、ゆっくりと前屈しておでこを両手のせる
逆立ちなどをした後の休息ポーズとしてよくやるやり方。床におでこをつけた時よりも、頭の位置があがるので血流が落ち着きやすいです。手はパーでかさねても、グー(軽くにぎった)でかさねてもOK。自分にあった高さになるように調節します。

頭に血がのぼっちゃう人におすすめ
チャイルドポーズできているかな?
1.まずは今の自分の状態を確認
正座の姿勢からゆっくりとおでこを床につけてみよう
・呼吸はどうなっている?
・腰の状態は?
・ひざは痛くない?
・肩の力はぬけるかな?
・全身のバランスは?

たくさん自分の体と会話してみよう
2.完成ポーズの確認

・チャイルドポーズの理想形は「重力にゆだねて力が抜けた状態」です。
・足の甲は床にしっかりつけて(親指はかさねない)
・膝は閉じても開いてもOK。(背中、腰、股関節の状態によって変える)
・両腕は前に伸ばすのがおすすめ。他にも両手をおでこの下にしてグーをかさねたり、後ろに伸ばしておしりの横にするやり方もあります。
・手のひらは下、もしくは上に向けて床につける
全身のリラックスをうながすポーズなので、リラックスしたい部位によって、膝と腕の位置が変わります。ここでは、それぞれの状態によっておすすめの3パターンのチャイルドポーズのやり方を紹介します。
※ポーズが終わったら、手をつかってゆっくりと上半身を起こし、最後に頭を戻しましょう
最後に体が硬い人へのアドバイス
休息のポーズとも言われているチャイルドポーズですが、体の硬い人には結構キツかったりします
まずは痛みがでないポーズを選んで行っていきましょう
例えば、お尻がかかとにつかない人は無理をせず、膝を開き、お尻はかかとに近づけられる所までで止める。柔軟性の問題ですので、体が柔らかく使えるようになるまでは焦らずに。太ももの前の筋肉がしっかりつかえるようになってくると近づけやすくなります。あと、足首も柔らかい方がやりやすいポーズですので、キツイなと感じる方は太もものストレッチと足首を大きく円を描くようにゆっくりと動かしてからチャイルドポーズをすることをオススメします
深い呼吸とともに体がだんだんと柔らかく、心穏やかになっていくのを楽しんでみてね。ゆっくり、ゆっくり、しずかに、しずかに

チャイルドポーズやってみよう
TotaoYoga
